Visual C++で純粋なC言語としてコンパイルする方法
VisualStudioではC++の開発が行えます。しかし、C++とC言語は微妙にちがいます。
たとえば、型変換や、intの省略などで違いが出てきます。C++はC言語よりも安全性と正確性を高めるための工夫がされています。
なのでC言語用に作られたプログラムをコンパイルしようとすると、その違いのせいでコンパイルエラーになることがしばしばあります。
では純粋なC言語としてコンパイルすることは出来ないのか?いえ、実は簡単に出来ます。
意外と知らない人がいるようなのでまとめておきます。
2通りのやり方があるようです。
2008の無料版で説明しますが、他のバージョンでも大して変わらないはずです。
ソリューションエクスプローラから拡張子を変更します。もともとは「cpp」となっています。cppはC++のことです。
それをcに変えると自動でC言語としてコンパイルできるはずです。

もちろん、ファイルを作成するときに.cで作ってもかまいません。
たくさんのファイルを変えるのが面倒な場合など。
設定1つで切り替えることが出来ます。
「プロジェクト」=>「(プロジェクト名)のプロパティ」をおして、プロパティダイアログを表示します。

そのダイアログのツリービューの中の、「構成プロパティ」=>「C/C++」=>「詳細」を選択します。
右側のエリアに「コンパイル言語の選択]という項目があります。選択すると下に説明文が出ます。
その右側が[C++ コードとしてコンパイル (/TP)]や[既定値]になっていると思います。そしたらそれをドロップダウンさせ[C コードとしてコンパイル (/TC)]に変更してください。

これで[OK]を押せばこのプロジェクトはC言語としてコンパイルされます。
たとえば、型変換や、intの省略などで違いが出てきます。C++はC言語よりも安全性と正確性を高めるための工夫がされています。
なのでC言語用に作られたプログラムをコンパイルしようとすると、その違いのせいでコンパイルエラーになることがしばしばあります。
では純粋なC言語としてコンパイルすることは出来ないのか?いえ、実は簡単に出来ます。
意外と知らない人がいるようなのでまとめておきます。
2通りのやり方があるようです。
2008の無料版で説明しますが、他のバージョンでも大して変わらないはずです。
[やり方1]拡張子を変える
ソリューションエクスプローラから拡張子を変更します。もともとは「cpp」となっています。cppはC++のことです。
それをcに変えると自動でC言語としてコンパイルできるはずです。

もちろん、ファイルを作成するときに.cで作ってもかまいません。
[やり方2]設定を変える
たくさんのファイルを変えるのが面倒な場合など。
設定1つで切り替えることが出来ます。
「プロジェクト」=>「(プロジェクト名)のプロパティ」をおして、プロパティダイアログを表示します。

そのダイアログのツリービューの中の、「構成プロパティ」=>「C/C++」=>「詳細」を選択します。
右側のエリアに「コンパイル言語の選択]という項目があります。選択すると下に説明文が出ます。
その右側が[C++ コードとしてコンパイル (/TP)]や[既定値]になっていると思います。そしたらそれをドロップダウンさせ[C コードとしてコンパイル (/TC)]に変更してください。

これで[OK]を押せばこのプロジェクトはC言語としてコンパイルされます。
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